音楽日記
2024年04月29日

たくさん紹介していただきました

1月に発売されたCD「ソル:ギターのための幻想曲 原善伸」は大変好評で、多くの雑誌や新聞で取り上げてくださいました。

(1/18 朝日新聞)手触りを感じる音色だ。旋律は淡々と演奏されるのだが、コードの鳴らし方が多彩なために奥行きと広がりを持つ。背景の色合いを豊かに変化させていくことで、朴訥とした旋律がむしろ雄弁に語り始める。

(現代ギター3月号)特に「悲歌風幻想曲」の葬送行進曲のカンタービレと終盤の告別は胸を打つせつなさと美しさに溢れ涙なしには聞けぬであろう。

(音楽現代3月号)パイジェッロの「うつろな心」による幻想曲は出色のできで、変奏曲によるこの作品でソルの標榜した歌謡性が、一音一音に確信が宿るようなおとで太く醸し出される。

(ぶらあぼ 2月号) 旋律はニュアンスに富み音色は千変万化する。何気ないフレーズまでアイディアが詰まった、ベテランによる緻密な演奏だ。

(CDジャーナル春号)時に淡く時に濃く、千変万化の響きの中で、謳われる旋律が聴き手の心を震わせる。
(月刊ステレオ3月号)中低音の厚いハーモニーと力強い旋律が両立しており、広い広い音域で交響的に響き合うソル の幻想曲の特徴が鮮やかに浮かび上がってくる。