2018年09月07日

フローリアン・ラルース特別レッスン

9月6日(木)13:00より洗足学園音楽大学L302にてフランス・リール音楽大学ギター科講師、パリ地方音楽院ギター科教授フローリアン・ラルース先生による特別レッスンがありました。
受講生一人ずつ1時間みっちりレッスンしていただきました。受講曲と先生のコメントを載せます。

学部2Mさん

F.ソル/エチュードOp.3124

音もフレーズの歌わせ方も綺麗です。セーハが難しそうですね。親指や腕、手首の使い方を工夫しましょう。

メロディーと伴奏のバランスとアーティキュレーションやディナーミクを考えましょう。

 

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学部2Iくん

F.ソル/モーツアルトの「魔笛」の主題による変奏曲Op.9

最後のアルペジョが難しそうですね。全てのアルペジョをプランティングして練習しましょう。

またリズムを変えて練習しましょう。

前奏はテンポがある程度あった方が音楽に推進力が出ます。

ドミナントモーションを強調してください。

重音のレガートでは左手を緩やかに移動させてください。

 
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学部4Mくん

j.S.バッハ/プレリュードBWV997〜

なかなか良いです。ただ最後の方が少しせわしない感じです。

最後の方の休止ではカデンツ的なアドリブを入れても面白いでしょう。

上声のアーティキュレーションに低音が左右されないようにしてください。

 
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大学院2Hくん

A.バリオス/大聖堂Ⅱ

 最後の難しいパッセージでは、効率的なセーハを考えましょう。急いで移動しないしない方が良いでしょう。

テーマのアルペジョでは音が切れずなるべく響きが残るように弾きましょう。

あまり目立つアーティキュレーションは入れないでください。開放弦を使った効果的な運指を使いましょう。

 バリオスは色々なヴァージョンがありますからよく検討してください。

速いパッセージの後の和音で準備が必要です。強拍弱拍の弾き分けが重要です。

 
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とてもわかりやすく充実したレッスンでした。
通訳をしてくださった樋浦靖晃先生、ありがとうございました。
 
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