音楽日記
2024年02月23日

現代ギター

「現代ギター」3月号に昨年12月に行った50周年記念リサイタルとCD「ソル/幻想曲」の記事が載りました。どちらも感激するほど嬉しい内容です。とりわけ中川政弘氏には「悲歌風幻想曲は涙なしには聴けぬであろう(中略)」とのCD評をいただきました。
 「現代ギター」が届いた前日、高木裕治さんがFBで紹介されていた「アルハンブラ宮殿物語」が、著者の西川和子さんから送られてきました。和子さんは2年前に亡くなった西川一さんの奥様で、フルートとギターのデュオを楽しむおしどり夫婦でした。生徒でもあり友人でもあった西川一さんは1986年に神奈川新人ギタリストオーディションに合格しています。その時の首席が当時16歳の鈴木大介、次席が高木裕治さん、三席が西川一さんでした。
 その西川さんの愛想曲がソルの「悲歌風幻想曲」で、この曲を弾くたびに彼のことを思い出していました。もし今回の録音にもその想いが伝わったとしたら本望です。
 
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