2015年04月26日

那須田さんがブログに

評論家の那須田務さんがブログに原善伸&鈴木大介ギターデュオリサイタルのことを書いてくれた。以下、コピペです。
「その後、東急線でみなとみらいへ。原善伸&鈴木大介ギター・デュオ・リサイタル(横浜みなとみらい小ホール)。デュオ・アルバムの発売記念リサイタル。カルッリやグラナドス、ファリャの編曲など主にアルバムの収録曲。二人の個性が融合し、時に丁々発止のやり取りがスリリング。さらにソロを一曲ずつ披露した。大介さんのバッハの《シャコンヌ》は自身の編曲。誇張がなく、力で押さない。無心で音を積み重ねていく編曲と作品自ら音楽を語らせる演奏に今の時代のバッハを感じさせる。原さんは《グラン・ホタ》を弾いたが、あの手この手で、しかも顔の表情をほとんど変えずに淡々と(のように見える)多彩なサウンドを次から次へと繰り出す様はまるで手品師のよう。二人のトークもいつものように惚けていて楽しい。練習をしていて、コンサートとしては演目が少ないことに気が付いたそうで、ラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》とカルーリの《演奏会風二重奏曲》を追加。アンコールに「アルハンブラの思い出」と「愛のロマンス」を弾いたが、編曲がとても洒落ていた。誰の編曲だろう。(4月22日)」
なお、ブログ前半の「ボッティチェリ展」のことが書かれているのが素晴らしい。
http://musentanz.exblog.jp
 
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(写真は調整室から)