ソルの練習曲Op.44-6
2020年04月19日
今日からト長調の練習曲です。 第5ポジションまで使います。 私のギターの下部に付けている留め具はギターレストというギター支持具です。 ソルは教則本で机の端にギターをもたせかける演奏法を推奨しました。 ...
今日からト長調の練習曲です。 第5ポジションまで使います。 私のギターの下部に付けている留め具はギターレストというギター支持具です。 ソルは教則本で机の端にギターをもたせかける演奏法を推奨しました。 ...
教則本として構想したせいかOp.44はこの5番まで全てハ長調で第1ポジションで弾けます。1番を除いて二声で書かれていますが対位的な動きが美しく、見た目ほど易しくはないかもしれません。
使用楽器は1828年パリで制作されたルネ・フランソワ・ラコートです。 使用弦は1〜3弦がドイツ・キルシュナー社制のガット弦、4〜6弦はフィガロ社制のシルク芯銅巻弦です。 ソルの音色、音楽を追求するため...
ソルは、はじめこの作品44を1830年に出版した教則本の挿入曲として構想したようです。しかし教則本が彼のギター演奏における理論と理念であふれかえってしまったために、挿入曲は「24の漸進的な小品集」とし...